アルツハイマー型認知症を筆頭に、今では予備軍も含めると高齢者の4人に1人が認知症だと言われる時代です。様々な研究が進む中、認知症予防には脳の老廃物である「アミロイドβ」の蓄積を防ぎ、排出する事が大切だと分かってきました。
アミロイドβとは
アミロイドβとは、脳が活動した際に生まれた老廃物であり、この物質が蓄積する事でアルツハイマーなどの認知症を発症すると考えられています。若いうちはアミロイドβを分解する酵素が活発に働いている状態ですが、それも加齢により少しずつ減少してしまいます。
すると分解が追いつかず、脳にアミロイドβが蓄積されてしまうのです。この老廃物が溜まり始めるのは、認知症を発症する25年も前からという事が分かった現在、40代の頃から認知症を予防する生活へとシフトする事が大切なのです。
アミロイドβの減少に向けて取り組みたい有酸素運動
認知症の原因となりうるアミロイドβの減少や排出に向けて、意識的に取り組みたいのが有酸素運動です。有酸素運動は、アミロイドβを分解する酵素を活性化して蓄積を予防する事ができます。
また、運動によって筋肉細胞からはイリシンというホルモンが分泌されます。これが脳の細胞死を抑制する神経栄養因子を増やす事も、研究によって分かってきました。
さらに酸化ストレスを減少させたり、たんぱく質のリン酸化や蓄積を防ぐインスリン分解酵素を活性化させたりする事も、運動がアミロイドβの減少に適している理由となっています。
どのような有酸素運動が推奨されている?
運動の種類としては、軽いジョギングやウォーキング、サイクリングといった有酸素運動が適しています。激しい運動よりも有酸素運動を30分程度、毎日続けるのが理想です。
ただ、忙しい方は週に3~4回行うようにするだけでも違ってきます。大切なのは義務的に運動するのではなく、楽しみながら半年~1年は続ける事です。
さらに運動と同時に頭を使う事を意識すると、より認知症対策になります。例えば、しりとりや計算をしながら体を動かすと、脳に適度な負荷がかかって活性化させられます。
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