認知症はこれまで、治療も予防も難しいと言われてきました。しかし、認知症は発症する人の生活習慣と関わっていることが判明し、食生活を含む生活習慣の改善、人とのコミュニケーションを通した脳の活性化など、生活習慣の改善に着目した認知症予防の研究が進んでいます。一口に認知症と言ってもいくつか種類がありますので、以下で認知症の症状を紹介をいたします。生活習慣の改善に結びつけてお読みください。
認知症の種類と生活習慣の改善について – 生活習慣が関わる認知症もあります
日本最多の認知症「アルツハイマー型」
女性が発症しやすいアルツハイマー型は、日本で最も多い認知症の種類です。
海馬を中心に脳が萎縮し、記憶障害や判断能力の低下、見当識障害、物盗られ妄想、徘徊などを起こします。
男性に多い認知症「レビー小体型」
男性が発症しやすいレビー小体型認知症は、脳の萎縮はあまり見られず、レビー小体という特殊なたんぱく質ができる事で神経細胞が死滅してしまう症候群です。物忘れよりも幻視が多く、誤認妄想やレム睡眠行動障害、うつ、パーキンソン病に似た状態に陥るようになります。
まだら認知症になりやすい「脳血管性型」
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血が原因で生じる認知症です。脳の血液循環が悪くなり、一部が壊死して起こります。アルツハイマー型認知症と併発している場合もあり、手足のしびれや麻痺が現れる事も。感情のコントロールがうまくいかず、まだら認知症になりやすいです。
生活習慣に異常をもたらす「前頭側頭型認知症」
前頭葉や側頭葉が萎縮して発症する認知症で、行動障害が目立ちます。発症に男女差はなく、同じ動作を繰り返したり、異常な食行動を起こしたり、反社会的な行動をする事もあります。
認知症の発症が64歳以下なら…「若年性認知症」
64歳以下の方が発症する認知症で、男性に多く見られます。
まだら型、アルツハイマー型、レビー小体型によって状態は異なりますが、最初に記憶障害や見当識障害が見られ、判断能力の低下などが出てきます。
生活習慣(アルコール摂取)の改善を!「アルコール性認知症」
アルコールの大量摂取が習慣化した事で脳血管障害を起こし、そこから発症する認知症です。高齢者だけでなく若い世代にも起こりうるため、他の認知症と合併するケースもあります。急性の場合は意識障害や眼球運動などが起こり、慢性の場合は記憶障害が起きやすくなります。
早期発見で改善できる認知症「正常圧水頭症」
くも膜下出血や頭部外傷などが原因で起きる続発性正常水頭症と、原因の分からない特発性正常圧水頭症があり、脳脊髄液が溜まって障害を引き起こします。正常圧水頭症による認知症は早期発見・早期治療で改善できる可能性があります。
脳血管性型認知症の症状「まだら認知症」
主に脳血管性認知症により発生するため、同じ動作でも「できる時」と「できない時」があり、改悪と改善を繰り返してしまいます。厳密には認知症の種類ではなく、脳血管性認知症による症状を指します。
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